とりあえず無題

とりあえず無題

流れを大事にしています

浪人生活が終わったみたいです

 

タイトル通り、まだ実感が湧いてないですね。

 

 

 

 

そもそも、合格したという事実もイマイチしっくりきません。あ、ブログの方ではまだ報告してなかったのですが京都大学教育学部合格していました。

 

 

 

 

ブログだけ見てるって人はまあいないと思うのでこの報告が必要なのかどうかはよくわかりませんが、散々受験のことを書いていたので一応の区切りとして。

 

 

 

今の気持ちは、なんとも言い難いですが、あんまりいい気分ではないですね。去年の浪人が決まった宙吊りの春休みと心境は酷似しています。

 

 

 

なんだか暇で、でも何かしなければいけなかった気もするけど、だんだんその気持ちすら失われていって沼の奥深くに心身共に沈んでいくような感覚。

 

 

 

合格して嬉しくないのか?と聞かれたら…勿論嬉しいのですが、いや、嬉しいというよりもなんだろうな…安心の方がまだ近いかもしれない。

 

 

嬉しいのは、周りの人が喜んでくれるからというのが大きいような気がします。自分自身が心の底から感じる嬉しさ、ではないですね。

 

 

 

去年失敗して、それを乗り越えるために1年努力して、第一志望に合格した。話だけ聞いたら素敵エピソードだし、他の人もそう言って褒めてくれるし、なんなら自分以外の人がそれを達成したら手放しで喜んで褒めちぎったりすると思います。

 

 

ただ、よくわからないけれど自分ではそんなに嬉しくない。いや、嬉しいけど経験談を聞いていたら涙を出すくらい、一生で一番嬉しいらしいので少し期待していたけれどそういったものは一切なかった。

 

 

これは合格発表から時間が経ったから感動が薄れてる、と言うわけでもないです。

 

 

当日はポケモンをしながら発表を待っていたんですが、掲示サイトを見る瞬間もあまり緊張しなかったし、自分の番号があった時も、ああ、あったのか…という感想と、少しの安堵感しかありませんでした。

 

 

なんというか、ああ、自分はこっち(京大)の道に進むのか…、という逆らえない運命に従うような感じ…と言ったら言い過ぎな気もしますが、少なくともあの瞬間に北大に行くことはなくなったんだなぁ…と少し寂しくなったのも覚えています。

 

 

 

その後、合格していたことを伝えたら両親がとてもとても喜んでくれて、色んな人に電話で結果を伝えたりして、その時にああ、合格して良かったかなと初めて強く実感できた気がします。

 

 

そもそも、僕は去年不合格だった時もほとんど落ち込みませんでした。あまりにも手応えが悪くてハナから期待していなかったというのもありますが、もう一年勉強することになったのか…という、なんというかそのままの率直な感想でした。

 

 

もしかしたら、浪人したら何にも縛られず自由に生活できる、とか将来教師等の人を教える、育てる職業に就くならば一度くらい挫折を味わった方がいい、とか色々予防線を張っていたおかげ(?)かもしれません。

 

 

 

元々色々考え込んで、予防線を張るのは上手な性格なのですがここまで上手いとちょっとドン引きしますね。もしかしたら去年真剣に勉強してなかったせいではないか?とも考えたんですが、自分なりに(息抜きはしつつも)それなりに勉強はしたつもりなのでよくわかりません。

 

 

とにかく、そんなこんなで大した悲しみも絶望も後悔もなく始まった浪人生活だったので、終わりに爆発的な喜びがないのも当然といえば当然の話なのかもしれません。

 

 

感情は相対的なもので、振れ幅が大きければ大きいほど印象に残るのなら、下がっていなかったなら大して上がらない、のもまあそっか…という感じです。

 

 

 

始まりと終わりの話はこのぐらいにしておいて、浪人生活の中身についても少しだけ振り返ってみようかなと思います。

 

 

泥沼のような春休みもほぼ終わり、半分腐りかけの身体をえっちらおっちら起こして予備校選びに向かった時のある意味清々しい、なんだか今まで纏わりついていたものが全部なくなったような気持ちのいい気分は結構今でも鮮明に覚えています。

 

 

授業が始まってからも基本的に気分はいつもスッキリしていました。勉強はそんなに好きではないのですが、高校と違って授業は受ける必要があるもの、ではなく成績を伸ばして合格すれば良い、というのがシンプルで自由に動ける時間も増えたのが自分の性に合っていたのかもしれません。

 

 

一学期は大体の授業に出席していましたが、それでも高校と違って空いている時間があって、そういった他の人が仕事や勉強に励んでいる時間に外に出て難波をぶらついたり新しいご飯屋さんを探したりするのは本当に気持ちが良かったです。

 

 

 

割と真面目な性格で学校の授業をサボったことは一度もなかったので、なおさら新感覚でいい感じでした。

 

 

 

まあ、それは勉強をある程度しているという前提のもとです。空き時間を見つけては新しい本を探しに行ったり、映画を見てみたりするのは、暇な時にそういった遊びをするよりも何十倍もワクワクするし楽しかったです。暇な時にやってもそこそこ楽しいけれど、ワクワク感はないかな。

 

 

やっぱり人間目標を持って生きる事は大事だなぁ、とよく言われる事ですが、自分自身でしっかり認識できました。人間ダラダラばかりしていてはいけませんね。

 

 

細かい勉強の話についてはセンター前ぐらいに書いていたと思うので特に今書くことはないです。もしこれを新浪生が見ているとして、強いて伝えることがあるとすれば、残念ながら勉強法に近道はなく、しかも間違った道は大量に存在するということです。

 

 

先の見えなさに怯え、成果が中々出ない恐怖もあるかもしれませんが、それでも正しい道、王道を突き進んでください。

 

 

何が正しい道か分からない、と言う人もいるかもしれませんが、多分君の本心はそれを知っています。やらなきゃいけないけどめんどくさい、自分にはこれはできないから諦めよう、そう思っているまさにそれが君の進むべき王道です。

 

 

王道から逃げずに、ただし自分を追い詰めることなくじっくり勉強してください。小手先の知識は一切通用しない、この事は入試で痛いほど気づいたはずでも1年間勉強しているうちにだんだんと忘れていきます。僕もそうでした。

 

 

そんな中で王道を進む君はその時点で他の人に勝っています、そのことに自信を持って楽しみながら(勉強そのものも、息抜きも)1年を過ごしてください。

 

 

なんだか説教みたいになってしまった…。合格したから言えるんじゃないか言われそうな気もしなくもないですが、これは本心から思っていた事で、不合格でも言おうかなと思っていたのでノープロブレムです。

 

 

 

後は、何か書くことあったかなぁ…

 

 

あ、音楽は良いかもしれません、特にラブライブ!っていう作品があって(以下割愛)

 

 

別になんでも良いので自分が好きな歌、ここぞというときに聞く歌を1つ持っておくのは大事だと思いますね。

 

 

 

そういえば、なんかあんまり喜んでないみたいな書き出しから始まりましたが、こうやって文章書いて振り返ってるうちに少し良い気分になってきたかもしれません。沼にハマって気分を悪くしていたみたいです。

 

 

やっぱり全ては気持ちの持ちようですね。大学で全てが決まるなんてありえないし、僕自身は1%も決まらないと思っています。住む場所が変わるからその影響は大きいかもしれませんが。

 

 

 

色々ごちゃごちゃしましたが、総括すれば、なんだかんだで良い1年だったと思います。この1年間関わってくださった全ての方に感謝を込めて!これにて本当に浪人生活を終了とします。

 

 

 

そして今後ともよろしくお願いします!