とりあえず無題

とりあえず無題

流れを大事にしています

いらねえアドバイスを嬉々として語り出す人間にアドバイスを送る

 

どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。

『俺だってヒーローになりてえよ』という愚痴みたいなブログを書き散らかしながら、普段は大企業の底辺で地面を舐めるような仕事をしている複業ブロガーである。興味ない方も、この一瞬で私のことを嫌いになった方も、よろしくどうぞ。

 

さて、今回は寄稿記事になる。

こちらのブログの管理人である、やまPさんより「学生に向けた応援メッセージやアドバイスなどを!」という熱い希望を受けた。


しかしながら「こんなゴミクズみたいな私から、希望に溢れた学生たちに送れるメッセージなんてあるだろうか。応援どころか汚してしまうんじゃなかろうか」という思いに取り憑かれてしまい、日々の仕事さえ手につかない始末。

「メッセージ、アドバイスか…なんもねーな。そういばアドバイスといえば、これまで上司のアドバイスで参考になったものってひとつもないな。っていうか、偉そうに滔々と語られたあの時間。すげえムダだったな。先輩とか上司の顔を立てるために付き合ったけど、今にして思えばただの人生の無駄遣いじゃねーか」などと昔の思い出に腹を立てているときに思いついた。

 

私から前途輝かしい若者に送れるアドバイスなんぞありもしない。

しかしながら、そんな若者たちに「アドバイス」という名目で、自慰じみた自慢話やマンティングを繰り出す奴らにはいくらでも言えることがある。

 

これだ…これしかない。 

 

ということで、今回の記事のテーマは…

 

「いらねえアドバイスを語り出すやつに、アドバイスしてやるから耳かっぼじって聞けや」である。

 

なんとも攻撃的なテーマだが、これからの日本を少しでも平和にするために、私なりに必要と思ったテーマだ。

つまり攻撃的どころか、未来を守るための優しさに溢れたテーマなのである。きっと皆さんも理解してくれることと思う。攻撃しなければ守れないときだってあるのだ。そういえば攻撃は最大の防御だってよく言うけど、このことですか?

 

では、いらねえアドバイスをしたがるアホウに贈る、5つのアドバイスである。

行ってみよう。

 

 

①キャバクラじゃねーんだよ

 

まず一番言いたいことから。

アドバイスを語りだす人のほとんどが罹患している病気、それが「どこでもキャバクラにしちゃう病」である。

この病は、ある程度のオッサンになると罹患率が99%超えるという、恐ろしい病気である。今のところ医学的に感染を防ぐ方法は見つかっていない。

 

アドバイスは基本的に、「相手の利益になるもの」のはずである。

しかしながらこの病気にかかってしまった人は、「アドバイスを偉そうに語るの、気持ちいい~」となっていて、完全に相手のことを置き去りにしてしまう。相手のためではなく、自分の快感のために相手を使っているのだ。完全に自慰である。見苦しいにもほどがある。

しかも本人は自慰していることには気付かず、なんなら「いいボランティアをした」ぐらいに思っているから手に負えない。うーん、控えめに見ても死罪です。

 

お前の話を気持ちよく聞いてくれるのは、お金を払うときだけだと知ってくれ。そこはキャバクラじゃねーんだ。相手をキャバ嬢に仕立て上げている自分に気付け。

 

 

②求められてから言え

 

100歩譲って、アドバイスを言うのは構わない。必要なときもあるだろう。

でも自分から言うな。相手が欲しがってから言え。そうじゃないとすぐに自分の気持ちよさを優先しちゃうんだから。お腹いっぱいの人にご飯を進める親戚みたいなことするな。もっと言えば、相手が好きなものか分からんものを勧めるんじゃねぇ。

 

この世は需要と供給で成り立っている。

自分の供給がちゃんと市場から求められているか見極めてから行動を起こすように。

アドバイスなんてタダで供給できるけれど、タダでも迷惑なもんは迷惑だから。

 

 

③それか信頼されてから言え

 

1000歩譲って、自分からアドバイスを言ってもいい。新人の場合だと、そもそも何をどのタイミングで聞いたらいいか分からないときもあるからだ。

でもそれはあなたが「信頼されている」ということが大前提

人は信頼している人の言葉であれば、いくらでも聞ける。満腹でも無限に食べれちゃう。なんなら先に食べたものを吐き出しても、吸収しようとするぐらい。それくらい信頼の力は強い。洗脳も信頼の力が為せるわざである。

 

もし信頼されているという確信がないのであれば、余計な口を利かないこと。

しゃべりすぎない人間の方が信頼されやすいことを知っておくように。

しゃべりすぎて信頼を得るのは、詐欺師だけである。

 

 

④自分で気づく機会を奪うな

 

これも非常に大事なことだ。

物事を理解するのには、2つのパターンがある。教えられて理解するのと、自分で解き明かすパターンである。

どちらが血肉になるのかは言うまでもないだろうが、自分で解き明かすパターンである。

自分の人生を費やして、人生という物語に乗っかって解決した問題は、強烈に記憶にも印象にも残る。これこそが人生の礎になると言っても過言じゃないだろう。

その一方で人から教わったことというのは、手軽に吸収でき効率的な反面、失いやすい。感情が乗っかってないからだ。人は論理を簡単に忘却してしまうが、感情はなかなか失わない。一度嫌いになった人をいつまでも嫌いでいられるのは、この理由からである。

 

アドバイスを言うことでその場は解決するかもしれない。しかし、それによってアドバイスを貰った側の、大事な学ぶ機会を奪っているかもしれないのだ。

その点を忘れないようにしてほしい。

 

 

⑤背中で語れや

 

最後がこれである。

アドバイスを偉そうに語って承認欲求を得るよりも、もっと効果的に承認される方法がある。

 

それは「実績を見せつけること」だ。

結果ほど分かりやすいものはない。言葉は簡単に誇張だったり、装飾だったり、ごまかしがしやすい。しかし結果は誰にでも文句なしに見せつけることができる。

これは、いい結果や悪い結果に関わらない。どちらでもいい。

 

真剣に仕事に向き合っている姿。
苦しい状況でも部下を守ってくれる姿勢。
手痛いミスをして沈んだ職場を盛り上げる。

 

これらはすべて「結果」になりえる。日頃からそういった姿を見せることが、最大のアドバイスになるのだ。属に言う”背中で語る”ってやつだ。かっこ良すぎる。正直、なりたい、私も。

 


以上。アドバイスを語りたがる人たちは、肝に銘じておくように。

 

こちらの記事を読んで面白いと思ってしまった奇特な方は、私のブログもよろしくお願いします。

『俺だってヒーローになりてえよ』